熊本県の八代海に、古代より見られる怪火現象がある。旧暦の8月1日(八朔)のみに現れる「不知火」と呼ばれるものだ。
この神秘の光にちなんで海は「不知火海」と呼ばれている。不知火の歴史は、西暦100年頃からあり、「日本書紀」にも記述されているから驚きだ。
近年の研究で、夏の干潟部分の暖気と、干潟に流れ込む川の水で冷やされた冷気とが生む「空気の層=空気レンズ」による漁火の「蜃気楼現象」だったことが証明されているが、「不知火発生源=種」が海中にあるという指摘もある。
実は2004年、第十管区海上保安本部所属の測量船「いそしお」が、海底に直径約50メートル、高さ約5メートルの円形に盛り上がった海丘88個のピラミッド郡というべき異常磁気発生構造物を発見した。
また、不知火出現地点は日本の「中央構造線=パワーライン」最南端に位置している。
太古には最大の「パワースポット=龍穴箇所」だったに違いない。
そこに空気レンズ層が創出されるのも偶然ではない可能性がある。実は、不知火の「種」とは、このピラミッド郡なのかもしれない
不知火海ではUFOが多発しており、写真にも撮られている。そして興味深い伝説がある。
海岸の岬の丘にある永尾神社の祭神は「エイ」だ。1匹のエイが八代海から山を越して有明海に出ようとして果たさず、ここに留まった、というものだ。
エイが空を飛ぶはずがなく、エイの形をした物体が飛んできたのではないだろうか。
「神=異星人」がこの地を選び、”不知火の種”を仕掛けたのではないだろうか。不知火は太古、エイ型の宇宙船で降臨した異星人と、この地の人々が交流したことの証であり、現代に継承される”御印”なのかもしれない。
「シラヌイ」という言葉はアイヌの言葉で、「宇宙から降りる炎」を意味する。
まさしく赤い炎に包まれたUFOである。
かつての降盛期は終わったとはいえ、不知火は今なお出現している。まるで太古に交わされた”神との約束”を守っているかのように。